アウトドアと写真の記録

撮影活動記録など

北海道、雨の礼文島

稚内駅の無料駐車場にレンタカーを停める。フェリーターミナルまで歩く。出港10分前到着。乗り込んで、雨に煙る稚内港を後部キャビンから眺めながら出港。知らないおじさんに稚内灯台の大きさについて話しかけられる。船室に戻り、ゴロンと横になってしばらく寝られた。目が覚めるともう入港しつつあった。カッパ上下着て、スパッツも装着して船を降りる。列の一番最後尾。香深ターミナルを出るとたまたま桃岩登山口行きバスが出そうだったので慌てて飛び乗る。これで40分ほど短縮できた。礼文滝方面への林道入口で降りる。林道から珍しい花が多い。木立を抜けると礼文の山々の景色が美しい。しばらく稜線を行くとレブンコナユキソウ?群生地。小屋とトイレ。自然管理のおじさんにどこに行くのか声かけられて、礼文滝は川の渡渉が6回あって雨で増水してると警告される。しばらく小雨の中を走り、分岐を礼文滝方面へ。小道が川になっている。原生林を抜けると谷の絶景。

礼文滝へ続く風の谷

渓谷に降りて最初の渡渉は飛び越えられたが、2つ目は対岸地形が不安定で諦めて撤退。雨もだんだん激しくなってくる。さっきのおじさんに状況報告。バスで一緒だった、ガイドに連れられた観光客らとすれ違う。道路に出て桃岩展望台入り口から整備された遊歩道を登る。

展望台からは全く景色見えず。風雨もすごい。先に進んで、元地灯台。晴れてたらおそらく絶景なのだが何も見えない。そこからは歩きやすい歩道になり、しばらく下ると知床の漁港に出る。天気悪いので北のカナリアパークにはよらず。海岸の道路沿いを淡々と歩いて、香深フェリーターミナル。全身ビショビショ。

礼文島香深港にある、うのづ製菓

 

近くの和菓子屋うのず製菓でまんじゅう2つ買う。目の前の礼文町郷土資料館でスパッツとカッパを脱いだら下着も靴の中までビショビショ。リュックの中身は乾いていた。スパッツはドロドロなので手洗いで洗う。カッパとスパッツはトイレの手拭き紙で概ね水滴を拭いてビニール袋に入れる。靴下脱いで、紙で足を覆って靴を履く。濡れ物処理に1時間かかってまんじゅう食べてフェリーに乗る。チケットも濡れてQRコードが消えててスキャンに反応せず。帰りは寒くて震えながら横になっていた。乾いたタオルを腹に巻いてスウェットの上着着たら少しマシになる。稚内港に16:15到着。

日本最北端の線路